一般社団法人 日本甲冑武具研究保存会

The Association for the Research and Preservation of Japanese Helmets and Armor

第58回通常総会のご報告

一般社団法人日本甲冑武具研究保存会第58回通常総会のご報告

今回の第58回通常総会は5月25日(土)、青梅市郷土博物館で開催されている「甲冑武具展~青梅ゆかりの品々を中心に~」を見学後、同市の国民年金健康保養センター「おくたま路」にて各支部の方々を含め39名の参加者にて行われました。初めに理事・評議員・支部長会議が行われ続いて総会に移り、平成30年度の本部・各支部の事業報告・会計報告が行われました。続いて令和元年度の本部・各支部の事業・予算案が提案されました。加えて定款の一部改正も提案され、全ての提案は満場一致をもって承認されました。

講演会に先立ち青梅市教育長岡田様よりご挨拶をいただきました。続いて今回お招きしました齋藤愼一先生(元青梅市文化財保護審議会会長)による「武蔵御嶽神社所蔵の大鎧研究史」をテーマとした講演会が行われました。A4判レジュメ6枚により説明があり(1)古文書調査の成果から、(2)享保年代にはじまる古武器への興味、(3)「集古十種」兵器部の甲冑之部十二冊(四十八点)成立と考証学、(4)近現代の研究者と画家による展開、の順で大変丁寧にご説明をいただきました。先生のお話を伺い、まだ見ぬ国宝「赤糸威大鎧」「紫裾濃威鎧」に思いを抱きました。講演後は齋藤愼一先生を交えた懇親会に入り甲冑談議で大いに盛り上がりました。

翌5月26日(日)はいよいよ御嶽山に到着し、国宝二領と本歌の錣に対面することができ感激の一言です。青梅市教育長・教育部長・文化課長の参加も昨日に続いてあり、齋藤愼一先生から国宝「赤糸威大鎧」「紫裾濃威鎧」の説明をして頂きました。また当会常務理事の菅野茂雄氏からは、国宝の鞍・鐙・三懸(さんがい)等の説明をして頂きました。

最後の質問の時間には色々な質問が出ましたが, 齋藤愼一先生・菅野常務お二人には丁寧にお答え頂きました。

平成9年に同地で開催された総会同様に大勢の参加者で盛況な総会・講演会・見学会となりました。