一般社団法人 日本甲冑武具研究保存会

The Association for the Research and Preservation of Japanese Helmets and Armor

平成31年鏡開き式のご報告

平成31年(2019)1月14日(月・祝)、毎年恒例の公益財団法人日本武道館主催の「鏡開き式・武道始め」が開催されました。「鏡開き式」の大将軍は(公財)日本武道館理事長臼井日出男氏、副将軍は(公財)合気会常務理事林典夫氏と当「日甲研」理事加藤征男以下、全61人の構成でした。

今回は、昨年5月にロシア連邦モスクワ市のボリショイ劇場本館で行われた、2018年「ロシアにおける日本年」「日本におけるロシア年」開会式において鏡開き式を披露した臼井大将軍他日本武道館職員も参加しました。

「日甲研」は長年にわたり協力団体として「鏡開き式」を担当してきましたが、新規に参加する人たちが増えてきたことから、今回所作に関して着座、弓や薙刀の持ち方などをイラストで示した「鏡開き式」参加者用テキストを作り参加者へ配布しました。また、所作を中心に初めて事前リハーサルを新宿区内の水稲荷神社参集室で行ったうえで当日を迎えました。

出陣前に行われる三献の儀(さんこんのぎ)が厳粛に行われた後、大将軍が直径1メート余の鏡餅を掛矢(かけや)で打ち開き、続いて二人の副将軍が酒樽の鏡板を見事に打ち開き、観客から大きな拍手が湧き起こりました。

鬨の声を大道場に響かせた後、奉行の号令のもと3人の侍所司以下前軍17人、中軍22人、後軍18人は陣太鼓に合せ大道場を威風堂々と進軍し「鏡開き式」は終了しました。

なお、来年は日本武道館改修工事のため、「鏡開き式・武道始め」は行われないことが決定しており、改修工事後の日本武道館での「鏡開き式・武道始め」が待たれるところです。