一般社団法人 日本甲冑武具研究保存会

The Association for the Research and Preservation of Japanese Helmets and Armor

10月本部月例研究会報告

十月の例会は、馬具の研究家として有名な当会の藤本最高顧問の
「花押の話」でした。

特に和鞍は馬具の中でも時代、作域を理解するうえで、
花押の研究が欠かせない分野と言えます。
先生がお持ち下さった資料は、
東大史料編纂所編「花押かがみ」を中心に19キロに及び、惜しげもなく展覧されました。
基本的に四種類有ると説明された「花押」は、歴史上周知の人物をも含む
多くの文書や鞍の居木裏にサインとして残され、一同熱心に拝見しました。

未知の範囲が多いその形状には、現代アートと見まごうものもあり、
その奥深さに感銘したひと時でした。