一般社団法人 日本甲冑武具研究保存会

The Association for the Research and Preservation of Japanese Helmets and Armor

3月度本部月例研究会のご報告

 昨年5月以降、脇引(わきびき)・籠手(こて)・轡(くつわ)・箙(えびら)等を取り上げてきましたが、今月は会員の多くの人たちが関心をもつ、戦国時代から江戸時代初期までの筋兜・小星兜をテーマとしました。
 当日は30人以上の参加者があり、重くてかさばる兜ですが、一人で3頭以上も持参された方もおり、13頭以上の兜が新宿区榎町地域センターの会場に並べられました。
 八間・十二間・三十二間・六十二間等の筋兜をそれぞれ紹介する方々、六十二間小星兜を紹介する方、宗久・義久・勝義・春田勝定在銘の兜をそれぞれ紹介する方々、通常の六十二間筋兜に較べて頭高(ずたか)な兜を紹介する方もいました。
 四天の鋲の位置・眉庇の形等により作製された時代がおおよそ分かること、同時代の兜でも東西で地域的な特徴があり、また東西のどちらにも属さない中間的な兜もあることが展示された兜から理解できる有意義な研究会となりました。