一般社団法人 日本甲冑武具研究保存会

The Association for the Research and Preservation of Japanese Helmets and Armor

9月本部月例研究会のご報告

9月の研究例会は、当会事務所で30人近くの参加者を得て馬具の「轡」についてというテーマで開かれました。
「轡」は馬に銜(くわ)えさせて直接に乗り手の意志を伝える馬術での重要な馬具部品でありながら余り良く知られていませんでした。
今回、相馬野馬追に参加して、和式馬術、流鏑馬を普段からたしなみ古馬具の研究と蒐集をしている菅野茂雄氏に
「轡」とその周りの馬の口、馬具、技術についてお話しいただきました。
装蹄師としても活躍されていることから現代馬術に至るまでの時代、戦闘、武士の構成環境の違いによって
一見単純に見える「轡」には細かな特徴がある事を持参の馬具、木馬を使い、それぞれ丁寧に解説していただきました。
2時間以上が瞬く間に過ぎる充実した研究会となり、
以後も馬具について鞍、鐙等について順次研究会を持ちたいとの講師の希望に参加者から拍手が起こりました。